2014年も始まって1か月が経ちました。
私はこれまでの自他の行動変容と目標達成に
取り組んできた経験から、
目標のために新たな行為を習慣化するためには、
まず最初の3週間の壁を越えることが大切だと
思っています。
よって、年初めに決めた目標や計画が、
ひと月経つ現在も継続できていれば、
今後習慣化できる確率はとても高いものに
なっていると思います。
しかし、もし目標が三日坊主になっていたり、
計画が頓挫してしまっているようなら、
もしくは、継続できていても更に強化したいと
思われるなら、
私がパーソナルクライアントの
目標設定のお手伝いをする際に
確認する8つのポイントを次に紹介しますので、
参考にしてみてください。
■目標設定、目標達成のための8つポイント
1.十分な動機があるか?
「志は気の帥(すい)」といいます。
何のために取り組むのでしょうか?
どんな感情を得たいのでしょうか?
どんな感情から逃れたいのでしょうか?
目的、手段が明確に区別されていますか?
達成により得られる利益と
達成の「過程」で得られる利益が明確になっていますか?
それは中長期の目標につながっていますか?
やる理由を明確に紙に書きだしてみましょう。
2.現在の価値観と理想の価値観が分析できてるか?
成功哲学の祖、ナポレオン・ヒル博士は、
「自分を知ること」「願望を明確にすること」の
大切さを伝えました。
現在の行為や習慣を生み出している価値観(信念)の分析と併せて、
理想の行動を生み出すために優先すべき
価値観を明確にしましょう。
新しい結果を得るためには、
新しい行動、習慣が必要です。
新しい行動、習慣を作るためには、
新しい価値観が必要です。
3.セルフイメージが実現を許可しているか?
その目標を達成している状態が「自分に相応しい」と
信じていますか?
「やればできる」と思っていますか?
私たちはセルフイメージが受け入れない
状態は作り出しません。
セルフイメージを最適化し、
その力を利用しましょう。
4.達成するための代償を払っているか?
動機付け、スキルアップ、資源の確保に
必要な代償を先払いしていますか?
初詣のお賽銭だけで済まそうとしては
していませんね(笑)
5.結果とプロセスが明確化されているか?
数値化された目標になっていますか?
達成までのプロセス、スケジュール、期限が
明確になっていますか?
進捗が定期的に測定できるようになっていますか?
使える資源と今後必要な資源は確認していますか?
明確化による力を利用しましょう。
6.挫折と習慣化のプロセスが分析され対策が
講じられているか?
特に挫折のパターンを把握して、
予め予測した対策が用意されていますか?
一時的な行為ではなく、習慣にしようとしていますか?
挫折の可能性を全て潰しておきましょう。
7.マスターマインドを活用しているか?
自分一人でがんばっていませんか?
精神的、経済的に結びつく人との調和のとれた
人間関係を築いていますか?
私たちの願望実現をサポートしたがっている専門家が
必ずいるはずです。
その人たちと調和の取れたサポート関係を築きましょう。
8.決断しているか?
「やりたいな」「できたらいいな」ではなく、
「絶対にやる!」と決断していますか?
潜在脳力の扉は「決断」により開かれます。
目標設定や達成のサポートが必要な方には、
また周囲にそのような方がいらっしゃれば、
ぜひお力になりたく、お気軽にお声掛けください。
パーソナルコンサルティング
営業コンサルタント/川口徹